【コーチブログ】AチームとBチームを分けて練習をしてみました

先週初めてAチームとBチームを分けて練習をしてみて良かった点、課題と思った点、来週からやってみようと思う点を共有したいと思います。

良かった点

  • Aチームでは、ほぼ全員のスキルや練習に対する意識が一定だった事もあり、少し難易度の高い練習や、試合を模擬したオフィンスのコンビネーションプレー等、効果的な練習ができました。
  • 普段必死にボールに食らいついていく、取られたら追いかける、といったプレーをしていなかったBチーム3年生が、2年生には負けたくないという競争心からか、良い所を見せたいと気持ちからか、いつもより必死になって積極的なプレーをしていました。

課題だと思った点

  • 普段練習中に遊んだり、ふざけたりしなかった子が、少し集中力の低い子に引き込まれ、一緒に遊んでしまっていました。
  • 3対3や4対4のミニゲームで、試合に勝とうと一生懸命にプレーしている子が、参加意識が低い子のために、たくさん点数を入れられて悔しい思いをしており、点を取り返そうと奮闘をしても、劣勢なため大敗するといった事がありました。
  • Bチームだけで、30人近い人数になったため、3つのグループに分かれて練習していましたが、一人一人の待ち時間が長い、練習場所が狭い、まとめるのが難しいと感じました。
  • やはりBチームの中で、スキルの高い子、意識の高い子、モチベーションの高い子が、そう出ない子とまざって練習するのは勿体ないと感じました。
  • 他の子にちょっかいを出し、泣かせてしまった子、順番待ちの間に、パントキックで、意図的に他の子の顔にボールを当てた子がいました。深刻さから、本来なら一発レットカードの行為ではありましたが、「できるだけカードは出したくない」という気持ちから厳しい処分はできませんでした。

来週からやってみようと思う点

  • 今週は、Bチームで、実験的に少し集中力の低い子を別グループに分けて、そのグループには飽きやすい基礎練習は避け、待ち時間が少なく、ゲーム性の高い練習をさせてみたいと思います。そうすることによって、残りのBチームの練習の質がどう改善できるか観察したいと思います。
  • 練習を阻害する、やって良い事と悪い事が分かっていない子への注意は、ポリシー通りカードを使い、できるだけ厳しく対応をしていきたいと思います。

最初からうまくいくとは思っていませんでしたが、実際アクションを取ってみると、思ったより課題があり、しばらくどういうやり方は良いのか、コーチ陣で議論・意見交換し、トライアル&エラーしていきたいと思います。