U9コーチブログ始めました!

このブログの目的

このブログは、子ども達がサッカーを楽しく、好きになれるように、そして勝てるチームを作るために、私達U9コーチが、山本ヘッドコーチのリーダーシップの元、どのように課題やチャレンジに取り組んでるか、チーム分けやポジション決めをするために、どういう点に悩み、どのように意思決定をしたかを共有する事により、保護者の皆様に私達のやり方を理解して頂き、子ども達だけではなく、みんなで勝利を喜び、負けを悔しがれるようになりたいと思い始めました。

サッカーチームの運用にはいろんなやり方があり、それぞれ一長一短があります。

このブログで目指したいのは、理解をしてもらえる保護者の方が増える事です。

さっそくこの初回投稿で、シーズンはじめにU9コーチで話し合った内容を共有したいと思います。

どうチームを分けるか

4/27のメールで山本ヘッドコーチから下記の発表がありました。

  • 2年生と3年生全体で、Aチーム x 1、Bチーム x 2を編成する(Aチームを1軍チームとします)
  • 2年生と3年生混合チームとする
  • A・Bチームへのアサインは、プレイヤーの成長度合いに応じて変動するものとする

繊細な子どもの自尊心を傷つけたくない、2軍チーム(または3軍チーム)が大敗する事により、サッカーがつまらないと思わせたくない、嫌いにならいようにさせたい等、心情的には1軍チームは作りたくはないのですが、

Hawksは、HawksとFalcon
Wingsは、WingとWing Jr
Leseleは、LeseleとAlegria

と他のチームは1軍チームを結成し、勝ちを狙ってきている以上、私達もこれらのチームと対等に戦っていくために、今回こういう方針を取る事にしました。

3軍は作らない

現在の子ども達のスキルを観察すると、1軍にぎりぎり入れない子とスキルが低い子には雲泥の差があり、3軍まで作るオプションも議論に上がりました。

しかし、3軍チームを作ると、大量失点による大敗は免れないので、子ども達のモチベーションや心情を考え、妥協案にはなりますが、均等の力のBチームを2チーム作る事にしました。

チームワーク形成と練習効果の最大化のために練習を分ける必要性

チームメンバー同士で一緒に楽しみ、笑ったり泣いたりするため、強いチームワークを作るためには、チームごとに練習をする必要があります。

また、週に一回の練習の効果を高めるために、練習内容も子ども達のスキルと集中力に合わせて調整する必要があるため、基本、練習はチームごとに分けて行う事にしました。

ただし、上記でも書きましたが、1軍にぎりぎり入れない子とスキルが低い子の差は大きいので、Bチームも分けて練習する事も検討しています。

1軍メンバーを固定しない

この時期の子どもの成長率は目覚ましく、夏休みにサッカーサマーキャンプに入り、サッカースイッチが入っていきなり上手くなった、なんて事があります。

また1軍にぎりぎりに入れた子と入れなかった子の差は僅かで、必ずしもベスト11人で結成するチームが強いチームではありませんので、シーズンを通して、一人ひとりの子ども達のスキルを観察し、誰でも1軍に入れるチャンスを与えていきたいと思います。

またそうする事で、高いモチベーションを維持して欲しいと思っています。

Bチームのコーチは心のケアも

1軍にぎりぎり入れなかった子、1軍から外れてしまった子のモチベーションを下げず、士気を高めて上げるために、Bチームのコーチはその子に心のケアをしていくつもりです。

定期的な合同練習の実施

1軍の子への緊張感と危機感を高めるため、1軍にぎりぎり入れなかった子、1軍から外れてしまった子へのチャンスを与えるため、モチベーションを下げないため、急激に伸びている子を見逃さないために3回・4回に1回は、U9全学年での合同練習を検討しています。

ただし、スキルが違う子ども達の合同練習をどのように行えば、高い練習の質を維持できるかは課題です。

方針は明確にし、一貫性を保つ事の重要さについて

JASA Cup Summerは2年生と3年生の混合1軍チーム、Autumnは3年生だけの1軍チーム、River Cupは2・3年生の均等チーム等、大会のたびにチーム分けの方針が変わると、チーム作りができず、チームワークもみだれ、良い結果に繋がらないばかりか、子ども達も保護者の皆様も混乱し、たくさんの支持を失う結果になります。

これまでの教訓から、今季はシーズンはじめにしっかり方針を決め、周りからの意見や不満からシーズン中に、いろいろやり方を変える事をせず、基本決めた方針を元に運用していきたいと思っています。

もちろんこの方針で進める事の弊害や課題はでてきますので、その都度それらの弊害や課題への対応していきますが、基本方針を沿った対応方法を取っていきたいと思っています。

今回は長文になってしまいましたが、共有したい内容によって短い投稿や、内容が浅い投稿もありますので、ご了承下さい。