運用方針

私たちの目標は、サッカーを楽しく、好きになってもらうことです。日々の練習や努力を通じて、チームメイトと協力し、勝利する喜びと負けることの悔しさを共に感じ、学びます。これにより、勝てるチームを作ることを目指します。

心の成長:子供に与える6つのルール

1. あいさつをする。(あいさつをする)

あいさつは 周りとのコミュニケーションの第一歩であり、その後の人間関係を円滑に築くために欠かせません。ドラゴンボールの活動を通して 挨拶が当たり前の事になるように練習前、練習後の挨拶を定着させる。

2. 敬意を払う(コーチの話をきく)

コーチ、チームメートを尊敬し敬意を払う事の大切さを学ぶ。その一環として 無駄話をせずコーチの話を聞く事を徹底させ、謙虚な姿勢でチームメイト・対戦相手を「認め合い」「助け合い」「活かし合い」を心がけることを目指す。

3. チームワークと自己成長(チームワーク)

チームスポーツであるサッカーを通して、協力して目標を達成することの価値と喜びを学び 他者との比較ではなく チームとしての成功につながる自己成長に集中することを志向する。U-9ではチームスポーツとしてのサッカーを強調し、チームメイト・コーチを助けることで 自己成長を目標とする。そのため、練習中はサッカー以外の練習の妨げになる遊びは厳しく注意する。

4. 整理整頓(用意と片付けをする)

身の回りの整頓・清掃が心の清掃に繋がるという日本文化を基に 練習中または練習外での個人の備品や共有スペースを清潔に保ち、整頓する事を心がける。U-9では、その第一歩として 自分の事は自分で出来る事、自分の物は自分で用意できる事を目指す。また、練習後は共有スペースの整頓として、 コーチと一緒に使った道具の片付けを当たり前のこととして浸透させる。

5. 宿題をする。(宿題をする)

U-9では月に1-2回のサッカーやお子様に関する事の宿題がでます。宿題を通してサッカーに対する知識の向上を目指し コーチもその宿題を利用しより選手を理解しその後の活動の参考にする。

6. 時間厳守(時間をまもる)

今後、社会を生きていく上で大切な時間を守る能力を養う。U-9では練習やミーティング、ゲームに遅れることなく、時間を厳守できるよう心掛ける。

体と技術の成長

U-9ではサッカーの基本スキルであるボールを止める・蹴るに加え、どうやって身体を動かすか どうやって身体を守るかを学び サッカー選手として、アスリートとしての基礎の構築と向上を目標に活動していきます。しっかりした基礎の有無は 年代が上がっていくにつれ アスリートとしての成長に大きな影響を与えます。 今後の人生で 子供達がいろいろな運動やスポーツを楽しめるよう以下の事を重点的に活動していきます。

1. けが防止の教育:

運動前と後のストレッチの仕方やワームアップの仕方など 練習中の指導や宿題・配布されるプリントを通して 体のケア正しい基礎知識を学んでいきます。

2. コーディネーションの強化:

アスリートとしての成功には コーディネーション(どうやって体を動かすか)の向上が必須です。いくらスキルを突き詰めていっても それを流動的なスポーツ環境で使うことができる体がなければ せっかくのスキルを使うことが出来ません。特にU−9年代の子供達は 筋肉神経伝達機能がまだ十分発達していません。U−9練習では、 コーディネーションドリルを メニューに組み込み筋肉神経伝達機能の成長を促し コーディネーションの向上を目指します。

3. サッカー基本スキルの向上:サッカーというスポーツを楽しむために

サッカーの基本スキル(ボールを止める、蹴る)は 英語でいうアルファベット 日本語でいう五十音です。この基本スキルの向上なしでは サッカーが上手くなることは期待できません。基本スキルの練習は 地道で子供達には魅力的ではないかもしれませんが 根気強い取り組みを心掛けていきます。

チーム規律

  • サッカーに適した服装、サッカー用スパイク・シューズ、シンガードの着用を徹底し、眼鏡は外すかスポーツ用を着用します。
  • 休憩時間以外でのトイレ・水補給、練習時間中の食事・ゲームは原則禁止ですが、栄養補給は練習に差し支えない形で可能です。
  • コーチの指示に従い、規律を守れない選手にはイエローカード・レッドカードによる注意や罰が与えられます。

イエローカード・レッドカードによる注意について

  • チーム規律を守れない選手は、イエロカードによる注意を促される。
  • 2回目の注意(イエローカード)はレッドカードとなり、コーチの指示に従い、罰(例:グラウンド2周、タイムアウト、試合への出場制限等)を受けてもらう。※内容は各ヘッドコーチが決定

指導方針

  • サッカーの技術だけでなく、礼儀、敬意、思いやり、チームワークの大切さ、フェアプレーの精神も指導します。
  • 選手一人ひとりを観察し、課題を見つけて長所を伸ばします。低学年は基本技術、高学年は戦術理解とポジショニングを重点的に教えます。

チーム編成・ポジション・出場時間決定方針

  • 技術スキル、精神面の成熟度、目標、日々の練習態度、出席率を考慮して、各ユニットのヘッドコーチが決定します。

その他

  • 保護者の指示は選手の混乱を避けるために控え、コーチやチーム編成に関する不満は、公共の場では避け、建設的な話し合いを促します。ルールを守れない場合は、会員退会となることもあります。